- kantamasan
さちのか、お店に、初出荷。



大変お待たせいたしました。年末年始のご予約をストップしておりましたが、なんとか納得のいくものが収穫でき始めました。
本日は昨年夏、山口市小郡下郷に移転されましたリブ・ラブ・キッチンさんへ、今シーズン初の出荷に参りました。
2年前、まだ就農一年目のかんたまさんに、オーナーの伊藤さんは一番最初に声をかけてくださいました。とてもありがたいお話だったのですが、まだ自信の無かった私はその期待に応える勇気がなく、お断りをいたしました。
そして昨年。再び声をかけていただき、お付き合いが始まりました。
かんたまさんのイチゴは「その時あるだけ」という、とても生意気でワガママな条件に成り立つ信頼関係の下、スイーツ店様がたと仲良くしていただいておりますが、こちらもまさにその通りで、「5kgください」「すんません、3kgしかないです・・・」という感じでさちのかを使っていただいております。
実際はたくさん採れているのですが、傷の有無やご希望の形、サイズ、熟れ具合等、いろいろあーだこーだやっていると、結局厳選される形になってしまうのです。
これはほかのお客様でも同じで、「あらあら、三年目のペーペー農家が!」という感じなのですが、かんたまさんのお客様、皆優しいです。ありがたやー
かんたまさんは自分たちの好きなようにやってます。
でもそれは決して自分本位な経営という意味ではありません。
経営の基本から外れるようなことをよくやります。
「それって意味あるの?(収支)合わないじゃん?」というようなことは仲間からしょっちゅう言われます。結構コテンパンにされます。そうだよなと思います。ちょっと自己嫌悪に陥ります。
でも、次の日にはやっぱり同じことをやります。
それはたぶん変えられないのだと思います。そういう人間なのだと思います。
伊藤さんに、今日も聞かれました。配達のこと。他のお客さんにもいつも聞かれます。
「他の配達先の便があるときに」とか「少しだけど持って来てもらえるのでしょうか」とか。
もちろん、ひとパックのイチゴを一時間かけて配達するってお話は、正直難しいです。かんたまさんはスタッフ2人ですから。保育園から「イチゴパクタロウが発熱です!」って電話あると途端に奥さま出動です(スタッフ募集してます!誰か~)
でも、かんたまさんのさちのかをぜひ使いたいという声があるなら、何とかして届けたい。そういう気持ちで昨年は頑張りました。ちょっと効率悪くてもワンシーズンやり遂げました。
するとやっぱりとても気持ちが良い。
だから今シーズンもそのあたりは変えません。無理のない範囲で好きにやるつもりです。ほんとにワガママなのです(笑)
個人売り、今週7日(木)より予約受け付けを開始いたします。本日は市場出荷のパック詰めをしている中、むしゃぶりつきたい3Lサイズを試しに3パックほど会員登録されてる方々にメール配信しました。「あ・・・・」と言う間に売れました。感謝。さんたろう大根おまけにあげたり逆にお魚もらったり。
サイズは2LとLサイズが中心ですが、泣きそうなくらい採れてるので、数は問題ないと思います。
大500円、小450円です。詳しくはサイト内の詳細をご覧ください。
三枚目の画像。ヘタがこんなになってるのは美味しい証拠。ソッテルソッテル。
では皆さま、おやすみなさいませ。