夜が明けます。おはようございます。
FBページでは簡単にお知らせしましたが、20日(水)分より、予約販売を再開いたします。
まあ自分のサイトなので思いっきり言い訳をさせてもらうと(苦笑)、この時期はどうしても糖度が上がる前に赤く色付いてしまいます。特にさちのかは厳寒期は美しい赤なのですが、4月以降は赤黒くなってしまい、保存も利かなくなるためどうしても早採りが求められ、本当に美味しいイチゴからはかけ離れてしまうのが正直なところです。農家さんがさちのかを作らなくなってしまった理由の一つです。
かんたまさんはまだまだ未熟なので、そんな時期でも美味しい!と胸を張って言えない時は販売をストップするしかないのですが、最近は遮光ネットや肥料や水やりの調節により美味しさが戻って参りました。
というわけでスタッフ全員(二人ですが)で販売のゴーサイン。
しばらくは直売は行わず、予約販売になります。ギリまで完熟を目指して収穫するので、気温のこともあり傷みやすいので、できればご自宅用でお願いします。
現在谷が明け、少しずつ増えてきている感じなので、当日作ってみてオッケーならご連絡します。そんなアバウトな感じでよろしければご予約たくさんお待ちしております。
そして24日はお世話になっております山口市のエピスリートリイ様からお誘いいただいたイベントに参加させていただきます。パック数は少量になるかもしれませんが、他の出店者様のおまけという感じでチラッと覗いてみてください。よろしくお願いします。
かんたまさん、先日ついに個人用PCとお仕事用PCを分けました。白いノートです。それに伴い、移動用のかばんを探していたのですが、結局ここに落ち着きました。
以前FBページで、お仕事用のお財布でもご紹介したアトリエ・ペネロープのかばんです。
トラックやテントに使われる帆布(はんぷ)を材料に作られるブランドさんです。丈夫で長持ち、デザインもシンプル。お値段も普段使いしやすい価格で、うちはこちらのかばんや財布で溢れています。
ちなみにこちらは4644円(税込)。使っていくうちにどんどん表面が擦れていって、自分だけのひと品になっていきます。
出会いはずいぶん昔に家族で佐賀に旅行に行った際、ふらりと立ち寄ったお隣長崎県の波佐見。
時間が止まるってこういうことなのかぁ、と教えてもらった空間。
そんな素敵な場所でした。
サイトには「製陶所跡地を改装」とありますが、ただ「こじゃれた」とひと括りにするにはもったいない、本当に美しい空間でした。
そこで初めて出会って。購入はもっぱらネットでお取り寄せですが。
いつかもう一度訪れたいな。
http://www.saikaitoki.com/shop.html
最後に。
九州の皆さまが、安心して普段の生活に戻れるように、僕らはきちんと日々の営みを続け、日本がきちんと転がり続けているための努力をすべきだと信じています。
お仕事を頑張って、(身の丈に合った)買い物をして、楽しいことも辛いことも両方。
僕の友達に小池アミイゴさんという画家さんがいます。
平たく言って超有名な方です。みなさんも知らない間に彼の絵を眺めています。雑誌、本、その他で。
でもそんなお偉い感じは微塵も見せず、僕よりもいくつも年上の方であるにもかかわらず、FBでも熱心にメッセージのやり取りをしてくださいます。
そのアミイゴさんの作品が、現在山口市湯田温泉にありますライブハウス・イベントスペース、オルガンズメロディにて展示されています。
東日本の震災について言葉以上にその思いを語っている作品たちに、昨日会いに行きました。
辛い記憶は過去と現在と未来を繋ぎ、他の辛い記憶ともきちんと繋がっている。そう感じました。
この展示が始まった4月9日は、数日後に九州でこんなことが起きるなんて分かっていたわけでもなく、名前の通り「東日本」についての思いであったはずなのですが、昨日見るとやっぱり馳せる思いは東日本であり、九州であり、遠い阪神の記憶であり。
アミイゴさんの作品は私たちの風化していく記憶をギュッと掴んで引き戻してくれますが、同時に今そこにある思いについてもポツリポツリと語ってくれているように感じます。
僕は少し離れた地で、自分の家族やごく近い友人のために日々の努力を続けることしかできません。
でも「祈るだけ」というのも僕の体の真ん中あたりが気持ち悪がるので、何かしら行動に移そうと思います。
山口の小さなイチゴ農家のエールは、広い被災地のたった一人にも届いていないことは百も承知ですが、僕が行う小さな支援は皆さまの爪の先くらいの役に立つことは確かだと思います。
共に生きましょう。
夜が完全に明けました。